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ギリシャ神話最強の英雄ヘラクレスに注目です!
数々の功業を成し、神になったオドロキの生涯のご紹介です。
「ヘラクレス」でイメージするのは、どんな強敵にも屈せず偉業を成し遂げるギリシャ神話の英雄。
けれどホントにそんなに怪力だったのか、どんな功業を成したのか。
意外と知らない、ヘラクレスの軌跡を辿ります
目次
ヘラクレス、ゼウスの申し子。ギリシャ神話最高の英雄
ヘラクレス、ローマ神話(ラテン語)での名は Hercules(ハーキュリーズ)、英語表記ではHeracles(ヘラクリーズ)。
メデューサを倒したことで有名な英雄ペルセウスの子孫であり、全知全能の神ゼウスとミュケーナイの女王アルクメーネーの間に生まれた半神半人。その生涯を終えた後、神になったギリシャ神話最高の英雄です。
幼名はアルケイデース。数々の偉業を成す英雄をデルポイの巫女が 「ヘラの栄光」を意味するヘラクレスと呼んだことでその名が通り名となりました。
棍棒や強弓を武器とし、人間離れした怪力をもって様々な敵を打ち倒し、数々の功業を成し遂げてゆく、その生涯は波乱万丈。
ゼウスの妻ヘラの嫉妬のため、様々な苦難を乗り越えることになります。
ヘラクレスの生い立ち
ヘラクレスの誕生
ゼウスはギガントマキアで人間の力が必要になるため、人間の乙女アルクメーネーを我が子の母に望みました。
アルクメーネーはミケーネ王の娘、ミケーネの王位を継いだ従兄弟のアンフィトリュオンと結婚。
アルクメネは、夫アンフィトリュオンの留守中に、アンフィトリュオンに化けたゼウスを夫と信じて契ります。
そして、その晩遅く(あるいは翌日)帰りついた夫とも結ばれ、その後双子の男の子を出産。夫の子はイーピクレース、ゼウスの子はアルケイデス(のちのヘラクレス)と名付けられます。
アルクメーネーがゼウスの子を出産する際、ゼウスは「今日生まれる最初のペルセウスの子孫が全アルゴスの支配者となる」と宣言。
それを知ったヘラは、出産を司る女神エイレイテュイアにアルクメーネーの出産を遅らせるよう命じ、もう一人のペルセウスの子孫のエウリュステウスを先に誕生させます。
これにより全アルゴスの支配者はエウリュステウスになります。
また、アルクメーネーの子が生まれた後、ヘラは二人の赤子のゆりかごに2匹の毒蛇を送り込みます。けれど、この時アルケイデス(ヘラクレス)は逆に蛇たちを捕まえて絞め殺してしまいます。
天の川の起源
ある時、ゼウスはヘラクレスを不死にするため、ヘラが寝ているすきにヘラクレスにヘラの母乳を与えようとします。けれど、乳を吸うヘラクレスの力があまりに強く、痛みで目覚めたヘラが驚いて、母乳が飛びちり〈天の川〉になったといわれています。
成人になったヘラクレス
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ヘラクレスは多くの勇者から戦術を学びます。
- 義理の父でもあるペルセウスの子アムピトリュオンから戦車の扱い
- ヘルメスの子でアルゴナウタイの一人でもあるアウトリュコスからレスリング
- アポロンの孫でオイカリアの王エウリュトスから弓術
- アルゴナウタイの一人でもあったカストルから武器の扱い
- ケンタウロス族のケイローンに武術
多くの技と知識を習得し、並ぶもののない武勇に優れた豪傑となります。
そして、ヘルメスからは剣、アポロンからは弓矢、ヘパイストスからは黄金の胸当て、アテナからは長衣を贈られ、武具としています。
ヘラクレスの犯した罪とその罰
その頃、ヘラクレスは都市国家テーバイを助け、オルコメノス軍を倒します。
その褒美としてテーバイのクレオーン王は娘メガラを妻としてヘラクレスに与え、二人の間には3人の子供が誕生。
けれど、それを許さないヘラがヘラクレスに狂気を吹き込みます。
ヘラクレスは我が子と双子の兄弟イーピクレースの子を炎に投げ込んで殺してしまいます。
正気に戻ったヘラクレスは、罪を償うためアポロンの神託を受けることになります。神託は「ミュケーナイ王エウリュステウスに仕え、10の勤めを果たせ」と告げます。
ヘラクレスの12の功業
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ネメアの獅子退治
ネメアの獅子はエキドナとオルトロスの子。
不死に近い生命力と剣や弓矢では貫くことができない硬い毛皮と鋼鉄の牙や爪を持っています。ヘラクレスは棍棒で殴って獅子を洞窟へと追い込み、入り口を大岩で塞いで逃げられないようにし、三日間の格闘の末、倒します。
この時女神ヘラはネメアの獅子をあわれみ、しし座としました。
この功業によって獅子がヘラクレスのシンボルとなり、その皮を甲として被るようになります。
水蛇ヒュドラー退治
ヒュドラーはアルゴスの地レルネーの泉に生息するテューポーンとエキドナの子。
中央は不死の9つの頭、触れたもの全てを死に至らしめる猛毒を持つ水蛇。
しかも切り落とせば新しい2つの頭が生えてくるという再生力を持ちます。
そこで、ヘラクレスがヒュドラーの頭を棍棒でたたき落とし、従者で甥のイオラーオスはその切り口を松明で焼き、8つの頭を倒します。
最後に不死である大きな頭をたたき落とし、二度と出られないよう大きな岩でふさいだ地面に埋めました。
けれどこの功業は従者の力を借りたということで、10の功業の1つとは数えられませんでした。
そしてヒュドラーはうみへび座、ヘラがヒュドラーに加勢させるために遣わし、ヘレクレスに踏み潰された蟹はかに座となりました。
ケリュネイアの鹿の捕獲
ケリュネイアの鹿は黄金の角と青銅のひづめを持つ「矢よりも素早く動くことのできる」5頭の牡鹿。
女神アルテミスは4頭を捕まえましたが、最後の1頭は狩猟の女神でも捕まえられません。
ヘラクレスに課せられたのはその捕獲。アルテミスに生きたまま捕まえるよう命じられていたので、弓で射ることができず、1年の間追い続けて捕獲しています。
エリュマントスの人食い猪の捕獲
次の使命はエリュマントス山に棲み、田畑、農村を荒らす大猪の捕獲。
この時ヘラクレスはケンタウロス族の歓待を受けました。
そして酒の席で争いになり、ヘラクレスは誤って師ケイローンをヒュドラーの毒矢で射ってしまいます。ケイローンは激痛に苦しみますが、不死であるためその痛みは続きます。そこで父ゼウスに不死の力をプロメーテウスにゆずると申し出て、永眠。
ケイローンの死を惜しんだゼウスは、ケイローンを『いて座』にしました。
エリュマントスの猪については、雪原に追い込む罠を仕掛け生け捕りに成功しています。
アウゲイアースの家畜小屋掃除
エーリスの王アウゲイアースは3000頭の牛を所有していましたが、その牛小屋は30年間も掃除されたことがありません。
ヘラクレスはアウゲイアースに「1日で掃除したら、牛の10分の1をもらいたい」と提案し、アウゲイアースはこれを了承しました。
そこで、ヘラクレスは家畜のいない小屋に近くを流れるアルペイオスとペネイオスの2つの河を引き込んで、30年分の汚物を流してしまいます。
けれど、2つの川の流れを強引に変えたためにたびたび洪水が起こる様になり、また、課された仕事で報酬を望んだとして、これは10の功業に数えられませんでした。
ステュムパーリデスの怪鳥退治
かつて軍神アレスのペットだったステュムパリデスの鳥たちは、翼、爪、くちばしが青銅でできた怪鳥。人間を襲ったり、田畑を荒らしていました。
アテナとアレスの兄のヘーパイストスは、ステュムパリデス捕獲のための巨大な青銅製の鳴子をヘラクレスに貸し与えます。
鳴子で大きな音を出し驚かせ、鳥たちが飛び去ろうとする時ヒュドラーの毒矢で数羽を射殺。怪鳥の襲撃を防ぎます。
クレータの暴れ牡牛の捕獲
クレタの暴れ牡牛は、クレタの王ミーノースを罰するために、ポセイドンが怪物に変えたもの。神はこの牡牛にミーノース王の妃パーシパエーが恋するよう狂わせました。この牡牛は怪物ミノタウロスの父。外見は美しいけれど極めて凶暴な野獣。
ヘラクレスは素手で牡牛と格闘し、エウリュステウス王の館まで連れ帰ります。
牡牛は一旦はヘラクレスに屈しますが、また暴れ出したため、最後にはアテナイの王子テセウスに討ち取られています。
ディオメーデース王の人喰い馬の奪取
トラーキア王ディオメデスは軍神アレスの子。旅人を捕らえ、自分の愛馬に食わせます。
ヘラクレスは王の軍を倒し、王を馬に与えます。
アマゾーンの女王の腰帯を持ち帰る
エウリュステウス王の娘アドメーテーはアマゾネスの女王の腰帯を欲します。
ヘラクレスはテセウスなどの勇者とともに、アマゾンの国に渡ります。
女王は英雄たちとの子を作ることを条件に腰帯を譲ることを約束。
けれどヘラクレスを憎むヘラがアマゾネスの一人となってヘラクレスの陰謀の噂を流したため、アマゾネスはヘラクレスたちの船を攻撃。
ヘラクレスは応戦し、女王ヒッポリュテーを殺して腰帯を持ち帰りました。
妖怪ゲーリュオーンの飼い牛の捕獲
この牛は三頭三体の怪物ゲーリュオーンの飼い牛。牛たちはオケアノスの彼方にあるエリュテイアの島で、巨人エウリュティオーンと双頭の番犬オルトロスによって守られていました。
ヘラクレスはこの巨人と番犬を退治して、牛たちを生け捕りにしました。そして追いかけてくる怪物ゲーリュオーン王もヒュドラーの弓で討伐。
ヘスペリデスの黄金の林檎を持ち帰る
黄金の林檎は、ゼウスとヘラの結婚のお祝いに地母神ガイアが贈ったもの。ヘラはこの林檎をヘスペロスの娘たち(ヘスペリデス)と眠らない竜ラードーンに守らせていました。
ヘラクレスはその林檎のあるところをプロメテウスに尋ねます。
プロメテウスは自身の兄でもあり、ヘスペリデスの父親アトラスなら探せるだろうと助言。
アトラスは『ティタノマキア』の反抗で、ゼウスから天球を支える罰を受けていました。
ヘラクレスの問いかけに、アトラスは、代わりに天球を支える条件で黄金の林檎を探しにゆくと返答。
林檎を持ち帰り、罰に戻るのを渋るアトラスを戻し、林檎はエウリュステウス王に届けられました。
この旅でヘレクレスは、人間に炎を与えた事で鷲に肝臓を食われ続ける刑罰に処されていたプロメテウスを救出。そして、ケイローンもプロメテウスに不死の力を与え、毒の痛みから解放されることになります。
地獄の番犬ケルベロスの捕獲
ヘラクレスに課せられた最後の偉業は、冥界の番犬ケルベロスの捕獲。
ヘラクレスはアテナとヘルメスに導かれ、冥界に辿り着きます。
冥界の王ハデスから傷つけなければ連れて行ってよいとの承諾を受け、素手でケルベロスを捕獲。
この時、冥界で「忘却の椅子」に捕われていたテセウスを助け出しています。
ヘラクレスのその他の功業、最期、そして神になる
12の偉業を成した意外にもヘラクレスは数々の功業を成します。
エジプト討伐・トロイア戦争参戦
エジプトでは、ポセイドンの子ブーシーリス王が、豊作を願ってゼウスに異邦人を生け贄に捧げていました。生け贄としてエジプト人に捕まったヘラクレスはその怪力で大暴れ。
エジプト軍は壊滅しています。
トロイア王ラーオメドーンは強大な海の怪物に悩まされ、この怪物を鎮めるために、ラーオメドーンの娘であるヘーシオネーが生け贄に捧げられようとしていました。
ヘラクレスはゼウスが天に召したガニュメーデースの代償に、ゼウスがトロイアに送った神馬と引き換えに海の怪物を討伐することを約束。
巨大な怪物の腹の中に入り、暴れ続け、3日後内臓をめちゃくちゃにされた怪物は死亡。
(ちなみにこの時、胃酸によってヘラクレスの毛髪が溶け、禿げてしまったと言い伝えられています)。
けれど、この時ラーオメドーンは約束の報酬を拒絶。
12の功績を終えた後、ヘーラクレースは仲間たちと共にトロイアを攻略。ラーオメドーンは射殺されています。
古代オリンピックの創始
十二の功業のひとつ家畜小屋掃除を依頼したエーリス王アウゲイアースに報酬を拒まれたことの復讐として、ヘラクレスはその後エーリスを攻略。
エーリス軍にはポセイドーンの息子で武勇に優れた怪力のモリオネという双子の英雄がいました。苦戦の末モリオネを倒し、強力な英雄を失ったエーリスを攻略し、勝利。
この勝利を記念してオリュンピアにゼウスの神殿を建設し競技会を開催。以降、この競技会は古代オリンピックとして、4年に1度行われるようになっています。
死の神タナトスとの対決
ペライの王アドメートスは運命の女神モイライと「家族の誰かが身代わりになれば自身は命が助かる」という約束を交わしていました。そのためアドメートスに死期が迫った時、妻のアルケースティスは夫の身代わりとなることを決意。
事情を知ったヘラクレスはその腕力で死の神タナトスを倒し、アルケースティスの命を救います。
河の神アケローオスとの対決
ヘラクレスはカリュドーンの王オイネウスの娘デーイアネイラに求婚。その時、河の神アケローオスもデーイアネイラとの結婚を望んでいました。求婚者二人は激しい戦いとなります。
アケローオスに勝利したヘラクレスがデーイアネイラと結婚。
けれど、アケローオスは毎年春になるとこの戦いの敗北を思い出し、悔しさで洪水を引き起こすといいます。
アルゴナウタイ
ヘラクレスもイアソンの呼びかけに応じ、数多の英雄と共にアルゴー船に乗り込んだアルゴナウタイのひとりです。
レームノス島では快楽に耽っていた他の英雄たちを立ち直らせるなど、アルゴナウタイの中でも秀でた存在でした。
けれど、ミューシアーでヘラクレスに仕える美少年ヒュラースが水のニュンペーに攫われ、ヒュラースを探している内にアルゴー船は出航。ヘラクレスはアルゴナウタイを離脱、アルゴスへと帰還しています。
ギガントマキア
ギガントマキアではヘラクレスは神々と共に参戦。
ギガースは大岩や山脈、島を引きちぎり神々に投げつけて攻撃、神々もそれに応戦します。
この戦闘で全宇宙が震え、凄まじい戦いが繰り広げられます。そして、ギガースは次々に敗北。弱ったギガースをヘラクレスの毒矢が襲い、ギガースは絶命。
ヘラクレスの活躍によって、ギガントマキアは神々は勝利を得ます。
ちなみに、ヘラクレスはこの時12の功業で酷使されたエウリュステウスとその一族も滅ぼしています。
アポロンとの対決そしてオムパレーとの穏やかな生活
ヘラに狂気を与えられたヘラクレスは友人イーピトスをも殺してしまいます。
ヘラクレスは古代ギリシャの聖域デルポイで神託を受けようします。
けれど巫女は神託を与えません。怒ったヘラクレスは神殿を荒らします。そしてデルポイの主神アポロンとの争いになります。この時ゼウスは二人の間に雷霆をふるい、争いを阻止。
この争いもあって、ヘラクレスは「3年奴隷として仕えよ」との神託を受けます。
奴隷ヘラクレスの主人となったのはオンパレー。へラクレスは奴隷でいる3年間、女の衣装を身に着けたり、羊毛の糸を紡いだりと、穏やかな生活をおくっています。
ヘラクレスの最期
オンパレーとの生活の後、ヘラクレスは河神アケローオスとの対決に勝利し、カリュドーンの王女デーイアネイラと結婚。
ある日、旅に出かけたヘラクレスとデーイアネイラは、ケンタウロスのネッソスと出会います。
ネッソスはデーイアネイラを見染め、さらって逃げようとします。ヘラクレスはヒュドラーの毒矢でネッソスを射殺。
その時ネッソスは、「ヘラクレスの愛が薄れたり他の乙女を望んだ時は、着衣に私の血を浸しなさい。愛を取り戻せます」とデーイアネイラに告げます。
デーイアネイラは言われるまま、毒であることを知らず、ヒュドラーの毒が混ざったネッソスの血を採っておきました。
その後、ヘラクレスは征服したオイカリアの王女イオレーを望みます。
ヘラクレスの愛を取り戻したいデーイアネイラはネッソスの血に浸した服をヘレクレスに贈ります。
これを着たヘラクレスはたちまちヒュドラの猛毒が回って体が焼けただれ始めます。
ネッソスにだまされたことを知ったデーイアネイラは自ら命を絶ちます。
神になるヘラクレス
死ぬ覚悟を決めたヘラクレスは、生きたまま火葬されることを望みます。
デーイアネイラとの息子ヒュロスにイオレーを妻とすることを遺言。オイテー山に登ります。
愛用の弓を壇に火を付ける役を申し出たアルゴナウタイの英雄でもあるピロクテーテースに贈り、棍棒を枕にし、ライオンの毛皮をまとい、ピロクテーテースに火をつけるよう命じ、最期を迎えます。
ゼウスはヘラクレスを神として迎えることを宣言。
ヘラもヘラクレスとの和解を受けいれ、娘のヘーベーを妻に与えます。
怪力ヘラクレスは今も健在?
映画の中のヘラクレス
2014年にはブレット・ラトナー監督&”ザ・ロック”ことドゥエイン・ジョンソン主演の「ヘラクレス」、そしてレニー・ハーリン監督『トワイライト』シリーズのケラン・ラッツ主演「ザ・ヘラクレス」が同時期に公開されています。
どちらも苦難の果てに偉業を達成する物語。
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「夢王国と眠れる100人の王子様」
ユニークなものとして女性向けのアプリゲームではキュートな「ヘラクレス」くん登場。ユーザーとともにパズルで「ユメクイ」を倒す頼もしいパートナー。星の国「オリンポス」が出身国です。
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アニメのヘラクレス
まずイメージするのは1997年の公開のミュージカル仕立てのディズニー映画。今も「キングダムハーツ」の中で活躍中。
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ビックリマン
日本人にとっての懐かしいヘラクレスはコレ。自律思考型人造天使ヘラクライストとして活躍していました
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『Fate/stay night』
ここでのヘレクレスはバーサーカークラスのサーヴァント。
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ヘラクレス まとめ
ヘラクレスは幾度かの結婚を経験し、ヘラクレスの子供たちはヘラクレイダイと呼ばれ、ヘラクレスの死後も物語は続きます。
「英雄は色を好む」もの? それともやはりゼウスの血を引く遺伝的な要素?
まあ、ライオンでも子孫を残すのはボスの役割、弱肉強食の世界ではそれが自然なことなのかもしれませんが。
けど、平凡なイチ♀としては、多くの妻を持つ英雄より、ひとりの妻と添い遂げる凡人がいいです。