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ノアが体験した人類を滅ぼした「大洪水」の伝説は、旧約聖書の中だけでなく、世界のいたる所で伝えられています。
シュメール神話で、その大洪水を起こしたとされるのがこの風を司る荒神、エンリル。
その理由も「人間がうるさく騒いで眠れないから」というメチャクシャなもの。
そのエンリルは天と地を引き裂き、地上を創った創造神。
そのいかにも凄そうなメソポタミアの最高神・エンリルに注目です。
エンリル、地上を創り、人類の滅亡と繁栄を操る創造神
エンリルとは
エンリル(Enlil)は古代メソポタミア神話の風、大気、嵐を司る神
シュメール語でエンリル(EN.LIL)、アッカド語ではエリル(EL.LIL)。
シュメール神話のアヌンナキ(七支配神)の一柱で、天空神・アヌ、水・知恵の神・エンキと並ぶ三大主神の一柱。
地上の創造主であり、秩序の神、地の支配者。
つるはしを人間に与え、農業の守護神として植物の成長を助け、豊穣を司る最も活発な神。
シュメール・アッカドの民に事実上の最高神として崇拝されます。
その信仰は紀元前24世紀にまで遡ります。
その名はシュメール語で EN「主人」、LIL「風」。
嵐や力を象徴するところから「荒れ狂う嵐」「野生の雄牛」という異名を持つ、絶対的な権力者として秩序と王権を体現した神。
配偶者は女神・ニンリル。
随獣は怪鳥・アンズー
創世神話では、父・アヌ(天)と母・キ(地)を引き裂き、人間が住まう地上を創造。
エンリルとニンリルの神話では、女神・ニンリルと強引に関係を結び、月の神・ナンナと冥界の神・ネルガル、戦士の神・ニンウルタ(ニナズ)などをもうけます。
旧約聖書『創世記』のノアの方舟の他、世界で語られる「洪水神話」。
そのバビロニアの「洪水神話」では、エンリル自身が、騒音を立て睡眠を妨げた人間を滅ぼすために洪水を起こしています。
『七支配神』アヌンナキ
アヌンナキ(七支配神)は、シュメール神話の創造に関係する重要な7柱。
- アヌ (アン ) 天空神。天界を統治する主神
- エンリル 大気・風の神。運命を定める決定権を持つ、現世を支配する神々の王。
- エンキ (エア ) 知識・水・魔法の神。アプスー(地下の海)を統治する人類の創造神。
- イナンナ(イシュタル) 愛・戦争・豊穣の女神
- ナンナ (シン) 月の神。知恵と時の流れを司る
- ウトゥ (シャマシュ) 太陽神。正義と法、太陽の運行を司る。
- ニンフルサグ (ニントゥ) 地母神・豊穣の女神
容姿
エンリルはその威厳から、全身からメラム(後光)を放ち、他の神々でさえ容易に見ることが叶わなかったとされます。
大気や風を体現する神であるところから、はっきりとした特徴をあげるのは難しいとされますが、多くの文献で
- 人間と同じ姿
- 神の証である「7 対の牛の角の生えた冠」を被り、
- 神々の運命を記した天命の粘土板「トゥプシマティ」を手に持った
- 長いひげの男性
とされます。
「トゥプシマティ」は
メソポタミア神話の『エヌマ・エリシュ』(バビロニア神話の創世記叙事詩)に記された、持つ者に世界を統治する全権を与える最強のアイテム。
性格
嵐の神であるだけに性格も激情型で見境がありません。
人間に対しても容赦なく、増えすぎた人間を洪水で一掃するなどの破壊行為を行なっています。
- 異民族の流入による都市の滅亡
- 洪水などの天変地異
- 疫病蔓延
など。
けれど、嵐の神であるエンリルは破壊の限りを尽くす一方で、嵐は恵みの雨をもたらし、植物を受粉させ成長を促す豊穣神としての側面も持ち合わせています。
出自
エンリルの出自は時代・地域によって異なります。
その代表的なものとして、叙事詩『ギルガメシュ、エンキドゥ、冥界』の序章で、エンリルの誕生が創造の過程として簡潔に説明されています。
エンリルの誕生
原初、世界には原始の海である女神・ナムム(ナンム)だけがありました 。
ナムムは天空であるアン(アヌ)と大地であるキを生みます 。
アン(アヌ)とキは交わり、エンリルを生みます。
エンリルはアン(アヌ)とキを引き裂き、大地を自分の領域とし、アン(アヌ)は天空を持ち去りました。
エンリルは母であるキと結婚、キに代わって地上の支配者となります。
家系
◾️ 両親
父は アン(アヌ) 天空神
母は キ 大地の女神
◾️ 兄弟
エンキ(エア) 水と知性の神で世界の創造主。
父・天の神アヌ、母・原初の海の女神ナムム(ナンム)の子。
衝動的なエンリルと対照的な性格の神として認識されています。
◾️ 妻
- キ 母である大地の神
- ニンリル 穀物神、エンリルの正妃
- ニントゥ(ニンフルサグ) 大地と豊穣、創造を司る女神。異説、エンキの子ともされます
- アシュナン 穀物の女神 異説、エンリルの子ともされます。
◾️ 子供
ニンリルとの子とされる神
- ナンナ(シン) 月の神 大地と大気、暦を司る神
- ネルガル (メスラムタエア) 冥界、死と戦争の神 エレシキガルの夫
- ニナズ 冥界の神
- ニンアズ 医術の神
- ナムタル 冥界の宰相
- ニヌルタ ( ニンウルタ) 農耕、治癒、狩猟、法、筆記、戦争の神
- アダド 嵐の神
- ヌスク 知恵・知識の神
- エンビルル 運河の神
その他
異説
- アシュナン 穀物の女神
- ラハル 牧畜の神
- イシュクル(アダド) 降雨を司る男神
- イナンナ(イシュタル)、愛と豊穣、戦闘、王権を司る女神
- エレシュキガル 冥界の女神 イシュタルの姉
- ザババ 戦を司る男神
などもエンリルの子とされます。
神格
エンリルは神々の指導者や代表者であり、嵐・大地・秩序・創造・王権など、多くの神格を持つ神。
シュメール・アッカドの主神は父である天空神・アヌですが、雨風を操り、大地を支配し、権力、権威の具体化である息子・エンリルは実質的な最高神として崇められます。
天空神・アヌ、知恵と水の神・エンキと共に宇宙創造に関わった三大神の一柱。
天と地、海、風、すべての生命の支配者として崇められます。
嵐や大地を司る神
エンリルは嵐による破壊とその後の再生を生みます。
天候を操り、嵐による破壊の限りを尽くしますが、その後には恵みの雨による大地に肥沃さを与え、農作物の育成に貢献。
命を与える神として、人類の繁栄を導きます。
豊穣の神
エンリルはつるはしを発明。人類に与え、植物の育成を助けました。
シュメール人にとってつるはしは農業においては鍬、斧となって農耕を支え、掘削道具として都市の建設を可能にしています。
シュメールの詩「エンリル、農夫の神を選ぶ」(紀元前3千年紀に粘土板に書かれたシュメーの 創造神話)では、エンリルが人類の豊かさと繁栄を望み、羊飼いと農夫の2柱、エメシュとエンテンを創造した様子が描かれています。
秩序の神
シュメールの神々はエンリルの神殿・エクルにある聖所「ウブシュウキンナ」に集まってさまざまな決議を行なっています。
会議はアヌ主催で開かれ、「運命を決する」アヌンナキ(七支配神)によって進行、「アヌ神とエンリル神の命令」として決議されます。
この決定事項は運命の粘土板「トゥプシマティ」に書き込まれ、エンリル自身が執行します。
王権の神
領域国家および統一国家確立期(紀元前2300年〜1200年)、エンリルはシュメールの最高神として、王権を授ける神として崇められます。
王はエンリルに任命を受けることで、その正当性を示します。
そのため、エンリルに認められた王に敵対することはエンリルに敵対することとなり、敵対者は秩序の破壊者とみなされました。
また、秩序の破壊者を討ち取ることも王の務めとされ、多くの侵略戦争はエンリルの名の下で行われたとされます。
恒星の具現化
エンリルは、アヌとエンキとともに、夜空にある恒星の具現化とされる 三柱の神の一柱。
アヌは赤道上の星々、エンリルは北の空の星、エンキは南の空の星と同一視されました。
信仰
エンリルは紀元前24世紀、古代メソポタミアの都市「ニップル」の興隆とともに台頭したニップルの守護神。
当初、シュメールの神々の主神として、後にアッカド人、バビロニア人、アッシリア人、フルリ人にも崇拝されます。
崇拝の中心はニップルにあるエクル神殿。
「山のような家」を意味するその神殿は、地と天の間の通路「係留ロープ」であると信じられていました。
シュメール人はエンリルを、創造主、至高の主、人類を見守る慈悲深い父なる神として崇めます。
あるシュメールの賛歌では、「エンリルがいなければ文明は存在し得なかった」と記述されています。
エンリルはメソポタミアに定住したアムル人にとっても最高神として崇められますが、バビロニア王ハンムラビがシュメールを征服した際にはその権威は一時衰えをみせます。
けれど、カッシート時代(紀元前1592年頃~1155年頃)エンリルは再び台頭。
紀元前1300年頃、エンリルはアッシリアの国家神・アッシュルと習合、アッシリアの最高神となります。
けれど、紀元前1230年にエラム人の侵攻による都市の崩壊とともにエンリルの信仰も衰退しています。
神話の中のエンリル

『ギルガメシュ叙事詩』の大洪水の粘土板
エンリルの物語はシュメールの創世神話『エンキ神とニンマフ女神』、紀元前18世紀の叙事詩『アトラ・ハシース』、最古の文学作品『ギルガメシュ叙事詩』など、さまざまな神話の中で語られています。
「洪水伝説」
「洪水神話、洪水伝説」は、旧約聖書『創世記』のノアの方舟以外、インド神話のマツヤ、ギリシャ神話のデウカリオーン、他、ヨーロッパ、アフリカ、アジア、アメリカ大陸の世界各地でさまざまに語られる物語。
◾️ギリシャ神話『デウカリオーン の洪水』
ギリシャ神話ではゼウスが堕落した人類を滅ぼすために大洪水を起こします。
プロメテウスの息子・デウカリオーンと妻ピュラーがプロメテウスの警告を受け、方舟を創って難を逃れ、生き残ったふたりは石を投げて新たな人類の創造を果たします。
◾️インド神話『シャタパタ・ブラーフマナ 』(ヒンドゥー教の聖典)
ヴィシュヌ神はアヴァターラのひとつ、魚の姿のマツヤとなり、マヌに大洪水を警告。
マヌはマツヤの指示で船を造り、七人の賢者と全ての種子を乗せます。
マツヤは船にヴァースキを巻きつけてヒマラヤの山頂まで引き上げ、生き残ったマヌは人類の始祖となり、地上に生命を再生させています。
◾️ ゲルマン神話
古代スカンジナビアの神話では、ユミルの孫であり、最初の巨人であるベルゲルミルと妻は、オーディン兄弟に殺害されたユミルの血の洪水を、中が空洞になった木の幹に潜り込んで生き残り、新たな霜の巨人を生み出しています。
◾️ マヤ神話『ポポル・ヴフ』
風と嵐の神・フラカンは木から生まれた最初の人類・キチェ族が神々を崇拝しなくなった事を怒り、樹脂の大洪水を起こしています。
シュメールの大洪水
最も古い大洪水の物語は、メソポタミアのシュメール神話。
- 紀元前20世紀の『ジウスドゥラ神話』、
- 紀元前18世紀の叙事詩『アトラ・ハシス』、
- 紀元前13世紀頃に編集された『ギルガメッシュ叙事詩』
などが挙げられます。
その中でエンリルは洪水を決定した、また、実行した神として描かれています。
◾️ 『シュメール版洪水物語』『ジウスドゥラ神話』
シュメール版の『大洪水伝説』は紀元前二千年、古代バビロニア時代に書かれたとされる古代都 市・ニップルから出土した粘土版。
アヌ、エンリル、エア、ニンフルサグの神々は人間と動植物を創り、原初の5都市を築きます。
この後「アヌとエンリルの名のもとに契られた」決定で、神々は人間を滅ぼすための大洪水を起こすことになります。
エアは、王で神官のジウスドゥラに「洪水が下される」ことを告げ、ジウスドゥラはエアの忠告に従って巨大な船を造り、大洪水に備えます。
7日と7晩、大洪水は続きますが、ジウスドゥラは難を逃れます。
生き残った生物がいることを知ったアヌとエンリルは、ジウスドゥラに「永遠の生命」を与え、海の彼方にある都市・ディルムンの地で住まうことを許します。
◾️ 「アトラ・ハシース」
神々が人間のように働かなければならなかったとき、神々の間で争いが起こります。
エンリルは神々の代わりに重労働をさせる、従順な人間を作り出す計画を立てます。
7つの女神の子宮の指導者であるマミとエンキは、上位の神々の知恵に耳を傾ける下位の神々・ゲシュトゥ・エ(知性の小神)(あるいはその耳)を細かく切り刻み、草原の土からとった粘土で最初の人間を造ります。
1200年後、人類は増殖しすぎ、その騒音で神々を悩ませるようになります。
エンリルは、死者の国の神・ナムタルに凍熱(疫病)で人類を死に至らしめるよう命じます。
けれどエンキの妨害でナムタルは人々を滅ぼすことを止めてしまいます。
さらに 1200 年が経つと人間はますます増え、天界の上層部の神々でさえも眠ることができなくなってしまいます。
エンリルは嵐と雨の神・アダドと豊穣の女神・ニサバを遣わし、嵐で大地を荒廃させ、収穫物を枯らし、飢餓を放ちます。
けれどこの時もエンキの妨害を受けます。
さらに 1200 年後、エンリルは激怒し、ついに大洪水で全人類を滅ぼすよう画策。
エンキから助言を与えられ、アトラ・ハシースは船を造り、家族や動物を乗せます。
7日と7晩もたらされた大洪水は人類を滅亡させますが、アトラ・ハシースたちはその難を逃れます。
人類の滅亡を妨害したエンキは、ついに神々から非難を受けることになります。
そこでエンキは、人間には生涯の苦しみと短命が与えられ、不妊の女性を生み、人間の生殖が規制されるよう計らい、エンリルとエンキは和解しています。
◾️『ギルガメシュ叙事詩』

アラン・スチュワート作 1916年 「ウトナピシュティムが神々に供物を捧げる」
あるときエンリルは、増えすぎた人間が騒がしすぎて眠れないため、地上のすべての生き物を滅ぼそうと大洪水を送ることを企みます。
古代都市・シュルッパクの人間の王・ウトナピシュティムはエアから洪水が来ることを警告されます。
ウトナピシュティムは船を造って親族や動物を乗り込ませます。
凄まじい嵐を7日耐え、生き延びたウトナピシュティムは神々に供物を捧げます。
人類の滅亡を嘆いていたイシュタルは、エンリルは二度と洪水を引き起こさないとウトナピシュティムに約束。
エンリルはウトナピシュティムが生き延びたことを激怒します。
けれど、息子の農耕・治療の神・ニヌルタは人類を擁護し、野生動物や飢饉をもたらすことで人間の数を減らし、過剰に増えないようにすべきだと主張。
ウトナピシュティムとその妻はエンリルの前にひれ伏します。
機嫌を直したエンリルは、ウトナピシュティムとその妻を祝福。
不死の生命を与え、遥か遠くの河口に住むように命じます。
『ギルガメッシュ叙事詩』
「ギルガメッシュ叙事詩」は古代メソポタミアの実在したとされる英雄・ギルガメシュの物語。
人類史上最も古い文学作品とされます。
その中でエンリルは神々の会議で採決された事項の執行権を持つ風と嵐、大気神でシュメールの最高神。
大洪水を起こした神として以外にも、ギルガメッシュと重要な関わりを持つ神として記されています。
エンリルはレバノン杉の森の守り人として、全悪と呼ばれる恐ろしい怪物・フンババという自然神をおきます。
主人公・ギルガメシュはシャマシュの加護を受け、友のエンキドゥと共にフンババを討伐。
その後、イシュタルがギルガメシュに焦がれ、報われず報復した事でエンキドゥはイシュタルを激しく非難します。
この一件でアヌは会議を設け、エンリルはエンキドゥの処罰を主張。
そのためにエンキドゥは落命しています。
エンリルとニンリル

紀元前2千年紀のスーサの壁画(ルーブル美術館所蔵)
エンリルとニンリルの神話、(または『エンリルとニンリル:ナンナの誕生』)は、紀元前3千年紀に粘土板に書かれたシュメールの 創造神話 。
女神ヌン・バル・シェ・グヌは娘のニンリルに、エンリルに見つかる可能性があるのでヌンビルドゥの河には近づかないようにと警告。
けれどニンリルはその河で水浴びをし、エンリルに見染められてしまいます。
ニンリルはエンリルの誘いを拒みますが、エンリルは従神ヌスクが用意した船の上で強引に関係を結びます。
ニンリルは月の神・ナンナを妊娠。
エンリルは強姦の罪に問われ「50柱の神々」と「運命を決する7柱の神々」によって天界を追放され、冥界・クルへ落とされます。
ニンリルは、エンリルを追って冥界へ旅立ちます。
エンリルは冥界の門番に姿を変え、ニンリルから「エンリルは何処か」と問われます。
ニンリルは「私の子宮には輝く子宝(シン))が宿っているのです」と訴えます。
門番のふりをしたエンリルは「その子は月神。いずれ天に昇ります。天へ行く子の代わりに、私の子をキ(地)へ行かせましょう」と言葉巧みに再びニンリルと交わり、冥界の神・ネルガルを身篭らせます。
再びエンリルはイドクラ川の川守「冥界の川の男、人を食らう川の男」になりすまし、ニンリルを誘惑、冥界の神・ニナズを受胎させます。
最後にエンリルは冥界の川・シ・ル・イギの渡し守「船の男」になりすまし、運河の神・エンビルルを身籠らせます。
エンリル、認知度はやっぱ低め(?)
『神姫プロジェクト』のエンリルは強い支配欲と傲慢さを残す風属性、アタックタイプの神姫
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『サモンズボード』のエンリルはダンジョンでドロップ入手できる、サポート型キャラ。進化前「安寧の神」が「狂嵐の壊神」へと進化します。
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『オセロニア』のエンリルは魔10〜15枚デッキで発動可能な「相手最大HP依存」の割合ダメージをスキル・コンボ両面で持つ強力な魔属性アタッカー。
進化型「嵐と力の神」、闘化「感情大暴風!」に変化します。
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エンリル まとめ

紀元前1800年~1600年
シュメールの洪水伝説は紀元前23世紀〜13世紀、 旧約聖書の成立は紀元前10世紀〜1世紀。
ノアの方舟の物語もシュメールの洪水伝説が起源と考えられています。
人間が造られた過程や神がなぜ洪水を起こしたのかなど、シュメールの伝説ではエンリルや神々の諸事情が記され、興味深いところ。
世界で語られている「洪水伝説」もさまざまで、ぜひ取りあげたいテーマとなりました。


