バレンタインデー、その由来や起源　2024年のおすすめチョコ

今年もついにバレンタインデーのシーズン突入です。

バレンタインデーで恋が叶ってめでたくゴールイン、なんてカップルも決して少なくはないはず。

せっかくの女子力（男子だって）アップのチャンスです。有効利用しちゃいましょう。

1 バレンタインデー
2 バレンタインデーおすすめチョコ
3 バレンタインデー　まとめ

バレンタインデー

バレンタインデーの発祥は

古代ローマでは、2月14日は女神・ユーノーの祝日。翌2月15日にはルペルカリア祭が始まりました。ユーノーはすべての神々の女王であり、家庭と結婚の神。ギリシャ神話のへーラーと同一視されています。

ルペルカリア祭とは、古代ローマの神々、結婚の女神ユーノーや豊穣の神マイアを崇拝する祭り。祭りの前日、女性たちは自分の名前を札に書き、用意された桶に入れます。翌日男性が札を引き、祭りの間ふたりは共に過ごすという風習のもの。そして多くのカップルが恋に落ち、結婚に至ったと伝えられています。

ヤコポ・バッサーノ作『聖ルキアの洗礼を施す聖ウァレンティヌス』

けれど西暦200年ごろローマ帝国皇帝・クラウディウス2世は、結婚は士気が下がるという理由で、兵士たちの婚姻を禁止したと伝えられています。

バレンタインデーの名前の由来となったキリスト教の司祭ウァレンティヌス（バレンタイン）「聖バレンチノ」は、イタリア・ローマの司祭です。

クラウディウス2世によって婚姻を禁止されて悲しむカップルために、内緒で結婚式を行っていました。やがてその噂は皇帝の知るところとなり、ウァレンティヌス司祭は皇帝の命令に屈せず、ついに処刑されてしまいます。

彼の処刑は、ユーノーの祭日であり、ルペルカリア祭の前日である2月14日、ペルカリア祭に捧げる生贄として執行されました。キリスト教徒においては、殉職したウァレンティヌス司祭の命日２月14日は祭日となり、恋人たちの日となりました。

バレンタインデーにチョコを贈るのは日本だけ？

バレンタイデー発祥の地欧米ではその日、男女が花やカードなどに想いを託し、贈り合う風習が今も続いています。

贈り物の種類は様々ですが、チョコレートという発案はイギリスが発祥の地。19世紀後半、イギリスの菓子メーカーキャドバリー社がバレンタインデーに恋人などへの贈り物として美しい絵のついた贈答用のチョコレートボックスを発売しています。

日本では神戸のモロゾフ製菓が昭和11年2月12日に外国人向け英字新聞に「愛しい人にチョコレートを贈りませんか」という内容の広告を掲載。60年代にはソニープラザや森永製菓などもバレンタインデー広告を展開し、1970年以降バレンタインデーにチョコを贈るという風習は日本国内に広く浸透してゆきます。

バレンタインチョコの種類

バレンタインチョコにも色々な種類があります。それが本命チョコであるのか義理チョコであるのか見極めも大切です。しっかり把握しないと贈られる側にとっては誰かが傷つく原因になることもありますし、贈る者にとっては要らぬ出費が大変な日となってしまう場合もあります。けれど、逆チョコや自分チョコ、強敵チョコなど、バレンタインデーに縁のなかった男子も参加できる楽しいイベントになる可能性も大。