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天草四郎、森蘭丸、上杉景虎、歴史に残る薄命の美少年

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性別を問わず、綺麗な人は見るだけでも目の保養、出会っただけで得した気分になります。

それが歴史上に名を残すような人物ならなおさら要チェックです。

そこで今回は日本の、特に若くして亡くなった美少年、天草四郎、森蘭丸、上杉景虎に注目です

 

美人薄命、この言葉は美少年にも当てはまる?

出典:deviantart

天草四郎、森蘭丸、上杉景虎,、乱世に生きた美少年たち

出典:deviantart

天草四郎、森蘭丸、上杉景虎、この三人に共通するのが外見の美しさに加え、若くして世を去った人物であること。

ギリシャ神話での三人は神々に慕われたことが原因で亡くなっていますが、日本の美少年たちは戦いに敗れて命を落としています。

いかにも日本の美少年らしい華のある最期なのかもしれません。

 

天草四郎

月岡芳年

天草四郎(1621年?-1638年)はキリスト教信仰が禁止された時代のキリシタン

島原の乱で一揆軍の最高指導者としてその戦いで亡くなっています。

本名は益田時貞

戦国大名小西行長の旧臣、益田好次の子。天草諸島の大矢野島(熊本県上天草市)で生まれたとされます。

洗礼名は、幼少の頃は「ジェロニモ」、島原の乱当時は「フランシスコ」。

浪人百姓の子として成長したとされます。

幼い頃から学問に優れ、若くしてカリスマ性があった人物として語られています。

また、盲目の少女の目を治した、海面を歩いたなどの奇跡を起こしたという逸話も残されています。

 

寛永14年(1637年)に勃発した島原の乱で反乱軍の指導者となります。

当時の島原は元はキリシタン大名の領地でしたが、領地を没収され領主が変わり、幕府の命令でキリスト教弾圧が始まりました。

これがキリスト教徒たちの反発を招きます。

弾圧が厳しくなっていく中、天草四郎は島原各地を回ってキリスト教への立ち返りを説き、苦しい生活を送っていた農民たちに神のように慕われるようになります。

そしてわずか16歳のときに3万人の農民たちを率いて島原の乱を決起したのです。

最後は物資が尽きて幕府によって討たれますが、歴史に名を残すことになりました。

そんな彼は、人目を惹く美貌の持ち主だったという言い伝えは有名ですよね。

 

森蘭丸

月岡芳年

森 成利もり なりとし1565年- 1582年)は、安土桃山時代の武将。織田信長の近習(きんじゅう 側近)。俗称が蘭丸。

織田信長の家臣・森可成の三男として誕生。母は林通安の娘,妙向尼。兄弟は長男・森可隆、次男・森長可、四男・坊丸こと森長隆、五男・力丸こと森長氏、末弟・森忠政。

 

天正5年(1577年)、織田信長に小姓として弟と共に召し抱えられ、天正10年(1582年6月21日)本能寺の変で主君、坊丸・力丸の2人の弟と共に討死しています。

 

森蘭丸の美しさは信長がその顔立ちに惹かれて小姓にしたという説すらあるほど。

そんな織田信長と森蘭丸は衆道(同性愛)の関係にあったとされる説が有名です。

けれど、彼は非常に仕事の出来る人間でした。コミュニケーション能力が高く、小姓としてだけでなく、諸取次、者奏、諸事奉行、加判奉行など、さまざまな業務もこなします。

その才能が認められ、天正10年(1582年)には美濃岩村城主として5万石の領地を与えられています

けれど、本能寺の変で明智光秀配下安田国継に討ち取られ18歳の若さで死亡します。

 

ちなみに、後に会津藩藩士・保科正之に仕えた儒者・神道家の服部安休(1619~1681)は蘭丸の孫
10代で結婚が珍しくない当時では自然なのかもしれませんが、蘭丸が18歳にして妻子持ちであったことは意外な事実と思えます。

 

上杉景虎

月岡芳年

上杉景虎(1554年-1579年)は三国一の美武将としても名高い戦国時代の武将

北条氏康の七男として天文23年(1554年)誕生。

北条家三代目当主北条氏康の七男でしたが、家督を継ぐ可能性がなかったため、幼少期に箱根早雲寺へ預けられます。そこでは「出西堂」と名乗り、喝食の僧(幼い僧)として過ごします。

その頃から相州一の美少年と評判を呼んでいたとされています。

その後大叔父・北条幻庵の婿養子となり北条三郎として小机城に入城

上杉景虎が16歳のとき、武田氏が北条氏・今川氏との同盟を破り、駿河に侵攻します。

これによりパワーバランスが崩れ、北条氏と上杉氏は越相同盟を締結。こうして双方から相手国へ人質を送ることになり、上杉景虎(当時の名は三郎)が上杉氏への人質して養子に迎えられました。

上杉景虎(三郎)はそのまま上杉謙信の姪と結婚し、上杉景虎と名を変えます。

しかし謙信の没後、謙信の血筋である景勝との後継者争いである「御館の乱」が勃発。

三国一の美武将とも呼ばれた上杉景虎はこの戦に負けて自害し、若い生涯に幕を閉じました。

 

景虎は実家に逃れようとしますが、追いつめられ、天正7年(1579年) 妻・華姫(清円院)らとともに自害。 享年26歳でした。

天草四郎、森蘭丸、上杉景虎、多くのゲームにイケメンキャラとして登場

天草四郎が登場するのが、好調な収益を上げているソーシャルゲーム「Fate Grand Order」。

このゲームは、歴史上の人物や伝説上の存在がキャラクター化され、サーヴァント(使い魔)として使用できるものです。ここに、レアなサーヴァント(使い魔)として天草四郎が登場します。端正な顔立ちのイケメンとして描かれています。

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森蘭丸は、「戦国無双シリーズ」第一作目から登場するプレイアブルキャラクターの一人です。こちらの作品では、控えめでおとなしいが芯の強いキャラクターで、信長に心酔しています。女性のような顔立ちで描かれている典型的な美少年です。

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同じく「戦国無双シリーズ」に登場する上杉景虎は茶髪の好青年風のビジュアルでこのシリーズの3、4に登場し、ストーリーに大きく関わります。景勝と対をなすもう一人の主人公とも言えるほどに、その人生は詳細に描かれました。

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天草四郎、森蘭丸、上杉景虎 まとめ

出典:deviantart

天草四郎、森蘭丸、上杉景虎、乱世を生きた3人の美少年。非常に過酷でややこしい時代に生き、自らの生き方を貫き、若くして亡くなっています。

かっこいいとも思いますが、今の時代で考えれば、美しく才能のある若者が早死にするのは、やっぱ、もったいない、ですよね〜



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