箱入娘面屋人魚(はこいりむすめ めんやにんぎょう) とは
『箱入娘面屋人魚(はこいりむすめ めんやにんぎょう)』は江戸時代の浮世絵師で戯作家の山東京伝著、黄表紙(成人向けの絵本)、1791年の作品。
いわゆる御伽草子や昔話、大人の絵本のスピンオフ作品といったところ。
あらずすじ
龍宮で乙姫の男妾となった浦島太郎は魚のお鯉と浮気。
人面魚体の娘が生まれます。
娘は地上に捨てられ、釣船屋の平次に拾われ、同棲。
娘は生活費を稼ぐため、花魁となりますが、稼げません。
そこで、舐めれば長寿が授かるという人魚の特性を利用し、「寿命の薬、人魚御なめ所」を開業。
大成功を収めます。
けれど、平次は妻を舐めすぎ七歳児にまで若返ってしまいます。
そこに父の浦島太郎が現れ、玉手箱で平次を戻します。
箱入娘面屋人魚 まとめ
いやぁーーー。
江戸時代に、江戸時代でなくとも、
こんな、キモ・オモなお話があったなんて、
なんとも驚愕。
しかも、どこか、浮世な江戸の風情も感じられて。
なるほど、浮世絵の世界観です😅