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立秋の頃の風習や主な行事。秋の雲、秋の七草、バーべキューの名所は

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夏真っ盛り、毎日の猛暑にいよいよ身体も悲鳴を上げ始める頃、季節の上では立秋です。秋の気配が立つ頃とはいうものの、まだまだこの暑さは続きます。

こんな時は、いっそ、思いっきり汗を流してみるのも良いのかも。

心頭滅却すれば、もしかしたら火も涼しく感じるかも。

突然のムリは身体にかかる負担も大きく、オススメは致しませんが。

けど、夏に汗を流した後にとる涼は、やはり清しい、かも。

 

 

「立秋」

立秋(りっしゅう)は二十四節気の13番目。

現在の定気法では太陽黄経が135度のとき。

2024年の立秋は8月7日(水)および処暑(8月22日の前日)までの期間をいいます。

 

『暦便覧』には「はじめて秋の気立つがゆへなればなりと記されています。秋の気が立つで初めて秋の気配が現れてくるの意味。

暦の上では立秋の日から立冬の前日までが「秋」の期間となります。

暑い日が続いていても、空には次第に秋の兆しが見え始めます。夏の太平洋高気圧が弱まると、低気圧が日本を通過していくようになり、このときに見られるのが、いわし雲、うろこ雲と呼ばれる秋の雲。
少しずつ、空も高くなったと感じるようになってゆきます。

立秋以降の暑さは「残暑」。「暑中見舞い」は、立秋以降「残暑見舞い」にかわるのでご注意ください。
そして、残暑見舞いは8月31日までに届くようにするのが一般的なマナーです。

 

秋の雲

暑い日が続いていても、空には次第に秋の兆しが見え始めます。夏の太平洋高気圧が弱まると、低気圧が日本を通過していくようになり、このときに見られるのが、いわし雲、うろこ雲と呼ばれる秋の雲。

雨が近づいている兆しであるともいわれ、「うろこ雲(いわし雲)が出たら3日のうちに雨」という言い伝えもあります。

 

うろこ雲 魚の鱗(うろこ)に似ている

■いわし雲 鰯の群れのように見える

■さば雲 鯖(さば)の背のように波状になったもの

 

秋の七草

万葉集の有名な歌に、「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花」(秋の野に咲いている草花を数えると7種ある)というものがあります。

この歌の中に詠まれた花は「秋の七草」。秋の七草は見て楽しむもの。立秋の頃に咲く、秋の始まりを告げる花々です。

萩(はぎ)、尾花(ススキ)、葛花(クズ)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、朝顔(ききょう)。(朝顔は現在ではききょうであるとするのが定説になっています)

立秋の頃、残暑の厳しい気候に道端でひっそりと花を咲かせ、秋の訪れを告げる清しい植物です。

また、秋の七草にはそれぞれ薬効があリ、かつては療法としても用いられていました。

 

** 萩(はぎ)**

開花期:7月〜10月

秋の上に「草冠」を置く萩はまさに秋をイメージさせる花のひとつ。秋のお彼岸のお供え餅「おはぎ」の名の由来にもなっています。

薬効:咳、痰、胃痛、下痢などの鎮静

 

** 桔梗(ききょう) **

開花期:6月〜9月

桔梗は現在、絶滅危惧種に指定される花。明智光秀の家紋ともなった花、着物の絵柄としても多く用いられています

薬効咳止め、去痰、のどの痛み

 


 

** 葛(くず) **

開花期:7月〜9月

葛は観賞用として以上に、現在も葛湯・葛切り・葛餅などの食用、根を乾燥させた「葛根湯」は生薬として用いられています。

薬効風邪、胃腸不良

 

** 藤袴(ふじばかま) **

開花期:10月〜11月

現在、絶命危惧種に指定され、野生の藤袴を見ることはほとんどできなくなりました。 乾燥させると良い香りがすることから、かつての貴族たちは香料として入浴剤や髪・着衣につけて楽しんだといいます。

薬効利尿、肩こり、冷え、疲労回復

 

** 女郎花(おみなえし) **

開花期:7月〜10月

女郎花の名前の由来は、失恋で身投げした女の山吹色の衣がこの花の色になったといわれます。ちなみに白い花は「男郎花(オトコエシ)」。これまで多くの歌に詠まれる花でもあります。

薬効解毒・鎮痛・利尿

 

** 尾花(おばな ススキ) **

開花期:7月〜10月

尾花とはすすきのこと。穂が出た状態を動物の尾に見立てて「尾花」といい、立秋の頃に小さな花が咲きます。お月見にはかかせない供花

茅葺き屋根の材料でもあり、「茅(カヤ)」とも呼ばれます。

薬効: 利尿作用

 

** 撫子(なでしこ) **

開花期:9月〜11月

可憐な花が日本女性の慎ましさを表現した「大和撫子」の名の由来となった花。その美しさは「枕草子」の中にも語られています。

愛児を失った親が、生前の子を愛おしんだ「形見草」ともいわれます

薬効むくみ・高血圧。利尿、通経、消炎効果

 

立秋の頃の七十二候

「立秋」の頃、七十二候においては下記のように表現されます。

初候(8月8日頃〜8月11日頃)涼風至(すずかぜいたる) :  夏の暑い風から、秋の涼しい風に替わりはじめる。

朝晩、夕立の後に吹く風も心なしか秋の気配が感じられ始める頃となります。

次候(8月12日頃〜8月16日頃寒蝉鳴(ひぐらしなく): 蜩(ひぐらし)が鳴き始める

ひぐらしは日没や穂の出前に鳴く習性があります。夏の終わりを告げているよう

末候(8月17日頃〜8月22日頃蒙霧升降(ふかききりまとう): 森や水辺に深い霧が立ち込める

朝夕に涼しくなる温度差に深い霧が立ち込めることも多くなる頃。秋の気配を感じる幻想的な風景です。

 

「二十四節気」とは

二十四節気は、一年を春・夏・秋・冬の季節に分け、それぞれをさらに6分割した24の期間に名前をつけたものです。現在でも季節の節目を示す言葉として使われています。

二十四節気の名称は、中国で考案された当時のものがほぼそのまま使われています。考案当時の文明の中心であった黄河の中・下流域の気候を反映しており、日本よりも寒冷で大陸的な気候のため、日本の気候とは多少ずれがあります。

太陽黄経が30の倍数であるもの(春分・穀雨など)を(中気)、そうでないもの(清明・立夏など)を(正節、節気)と言い、節気から次の節気の前日までの間を一ヶ月とする月の区切り方を節切り、その月を節月と言います。季語の分類も主として節切りで行われています。

夏至・冬至の二至、春分・秋分の二分を併せて二至二分といい、立春・立夏・立秋・立冬を四立二至二分四立を併せて八節と言います。二十四節気をさらに約5日づつの3つに分けた、七十二候という分類もあります。

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立秋の頃の風習 

夏の大型連休、お盆と重なるこの季節、本来なら各地で様々なイベントが催されるころ。

そんな催事も自粛され、寂しかぎり。こんなときはやはり自然にかえる楽しく方を模索すべき?

そこで

全国のバーベキューの名所をご紹介

** 国営みちのく杜の湖畔公園(宮城県) **

釜房湖に面し、勇壮な蔵王を背景にしたロケーションがみごとな東北唯一の国営公園。茅葺き屋根の古民家が並ぶふるさと村、四季折々の季節の花が美しい彩のひろば、多目的コート、キャンプ場や自然共生園など、様々な施設を有し、一年を通して催されるイベントも楽しみ。

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** 山梨県富士川クラフトパーク(山梨県)**

東京ドーム約11個分の大規模公園。園内には、テニスコートや、大型遊具が楽しめる広場、植栽でつくられた巨大迷路サバイバルの森、水と遊べる大噴水、バーベキュー場、カヌー場、アプリコットファームなど、年齢を問わず1日中楽しめる施設がいっぱい。

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** 割山森林公園天湖森(富山県)**

「割山森林公園 天湖森」は、神通峡を見下ろす標高250mの割山に位置する総面積14haの複合型アウトドア施設。オートキャンプ場、コテージ、天体観測棟、バーベキュー棟のほかに、フィールドアスレチック、パークゴルフ、テニスコート、植物園なども完備。

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** ふれあいの丘スポーツパーク(和歌山県) **

テニスコート、釣り堀、魚つかみ取り池、バイクトライアルコース、キャンプ場、テニスコート、子供広場も併設。夏にはプールでウォータースライダーを楽しめる、大自然型レジャー施設。

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** 四万十川の駅 カヌー館(高知県) **

カヌーやレンタサイクルもできる四万十川中流の総合体験施設。川遊びをしながらのバーベキューは最高の休日を楽しめます。川エビが獲れたらその場で塩焼き、四万十ならではの醍醐味です。

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立秋 まとめ

秋は空が高くなるといいます。入道雲からいわし雲に変わりつつある立秋。食欲が増すほどの季節感を感じるには程遠い感があります。

むしろ、しんどい季節のピークを迎える時候、やはり気遣うべきは運動不足。

夏を乗り切るためにも、スポーツに興じるべき、ん〜〜〜

 



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